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「経絡治療」とは
テレビの時代劇で病気の殿様に御典医が「お脈を拝見します。」と手首の脈を診るシーンがあります。
もし、この後「鍼」を打ち始めたとしたら、まさしく「経絡治療」です。
(韓流ドラマ 「チャングムの誓い」 第45話 ラストシーンの映像)
脈を診るのは、脈拍の数だけを診るのではなく、「五臓六腑」の状態をうかがっているのです。
そして「心の臓が・・・・・・・」とか「胃の腑に・・・・・・・」などの言葉も耳にしたことがあると思います。
東洋医学では、この五臓六腑のゆがみがすべての病や身体の不調の原因になっていると考えます。
このように脈を診て五臓六腑の機能低下や機能高進の「ゆがみ」を鍼や灸で整える施術が
「経絡治療」なのです。施術は、腹・手足・背中・頭部など全身の「ツボ」を数か所用います。
治療後、滞っていた「気血」の巡りがよくなり脈が整うことにより、そもそも人に備わっている治そうとする力(自然治癒力)が高まり、病や不調が回復に向かいます。
言わば「免疫力」が高まるのです。
さらに、辛い症状を和らげる施術も併用して行います。